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448 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 43 22 ID c.Fsqo2Y [1/8] ホワイトデーなので大鯨のSSを投下します 艦娘に関して誕生日等多数の独自設定がありますので 苦手な方はスルーして頂いても構いません 449 名前:わ・る・よ・い 幼妻大鯨ちゃん[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 44 12 ID c.Fsqo2Y [2/8] こんばんわあ。潜水空母大鯨です。 今日は2015年3月14日。そう、ホワイトデーです。 私もバレンタインデーで好きな人――という程度ではないほど大切な人――にチョコレートを贈りました。 別にお返しなんて期待はしていません。いつも一緒で楽しい時を過ごしていますから。 でもやっぱり期待してしまう日本人気質も抑え切れません。 それに『お返し』は日本の文化ですからね。 「横須賀までの遠征ご苦労様。あ、プリンツ・オイゲン。 この前のプリッツで作った艦船が好評だったからこれはその礼だ」 「これは……たくさんの地域限定プリッツ!?」 「出張に出かけた時についでに買っておいたんだ」 「ありがとうございます!」 オイゲンさん、とても嬉しそうです。 日本に来て食べたプリッツを相当気に入ったのかいつもプリッツを持っていて、 プリッツ・オイゲンと呼ばれることもたまにあるみたいです。 ちなみに提督はコラボ商品でも出ないかと大淀さんに相談しているみたいです。 半年ちょっと前にお菓子会社と艦娘のコラボ商品も出ましたから無理ではないでしょうけど、 プリンツ・オイゲンのプリッツが出るとしたら11月になるでしょうね。 「出張とか何とか言って、本当は遊び歩いていたんでしょ、このクソ提督」 「曙、俺がいつ出張と偽って遊びに行った?俺はそんなことは一度もしたことないぞ。 出張のついでに買い物に出かけたことはたくさんあるけどな。 それよりもこれ、この前の御礼だ」 「この前の御礼って何よ?」 「バレンタインの時のチョコレート艦船の事だ。 曙、君の中に目覚めた駆逐艦曙の遺された記憶、想いから空母翔鶴の外観を思い出してもらっただろう。 完全ではなかったものの今までの資料より正確に思い出してくれたけど、 その過程で君自身に辛い思いをさせてしまった…」 「御礼というよりお詫びよね。別に気にしないでよ。 翔鶴型の資料は歴史の中で破棄されていて正確な情報は不明なんでしょ? だったら、失われたものを現代に蘇らせる目的ってのなら、我慢してやってやるわよ!」 「すまない……」 「いちいち謝んないでよこのクソ提督!私達艦娘をなめるんじゃないわよ!」 「そうだな…その通りだよな…」 駆逐艦曙は様々な謗りを受けてきた悲劇の駆逐艦です。 曙ちゃん自身がああなったのは彼女が自分というものが出来上がっていない子供の頃に駆逐艦曙の艦娘になり、 その中で駆逐艦曙の記憶が彼女自身に流れ込んできたからなのかもしれません。 歴史の影に埋もれた貴重なものも、目を覆いたくなるような悲しい出来事も…… 幼くして艦娘になった曙ちゃんは早い内から駆逐艦曙が受けた辛い仕打ちの記憶が目覚めてしまい、 それを客観的に見ることができず自分自身のことと混同してしまい、ああなってしまったのでしょう。 艦娘とは、かつて存在した旧日本海軍の艦船の力を行使できる存在です。 基本的には素質を持った人間の女性がなれるものです。 私の場合潜水母艦大鯨の進水式と同じ日に産まれました。 潜水母艦大鯨が起工から7ヶ月という短期間で進水したのと同じく、 私自身も7ヶ月の未熟児でこの世に産まれました。 そしてその私の体の弱さはまるで潜水母艦大鯨の運命に準えられているようでした。 でも家族や周りの人達の暖かさに支えられながら無事にここまで生きてこれました。 だから私は皆さんに恩返しをしたいのと、 自分が生きた証を何かしらの形で残したいと思い艦娘になりました。 そして私は潜水母艦大鯨の艦娘になりました。 潜水母艦大鯨の史実を調べている内に自分と重なる点がたくさんあることを知りました。 私は病弱だった頃、 『どうして自分はこんな体で産まれてきたのだろう?何故こんな苦しい思いをしなければいけないの?』 と暗い気持ちになったこともありました。 でも艦娘となってその疑問が氷解しました。 私が苦しい思いをしたのはそれが大鯨となる宿命だったからで、 苦しんでいた私をみんなが助けてくれることによって みんなへの感謝の気持ちを持ち、人のために役立とうと思う人間になれました。 「大鯨さん、どうしたのですか?」 「……あ、鳥海さん」 「ボーっとしてたけど、もしかして司令官と夜戦でもし過ぎたのかしら?」 「違います!!…………曙さんの話を聞いて、 自分も司る艦の記憶が流れてきて押し潰されないか不安で……」 「そうね……艦娘に艦の記憶が流れて来るのには個人差があるからね。 あなたは潜水母艦大鯨の艦娘だけど空母龍鳳の記憶も改造前でありながらわずかにあるみたい」 「ええ……」 「もし『あの時』の記憶があなたの頭の中に蘇って来たら……その時あなたは……」 「……その時は司令官が側で支えてあげてね」 「ああ…出来るかぎりやってみるよ…」 「こういう時にそんな言い方しないでよ、このクソ提督!」 「まあまあ曙さん。人間は誰だって出来る事と出来ない事があるんですよ。 重巡洋艦である私は潜水艦への攻撃手段を持っていませんが、 駆逐艦のあなたなら潜水艦へ攻撃か出来ます。 逆に駆逐艦は偵察機を乗せられませんけど巡洋艦なら乗せられます。 このようにみんな他人が出来ない事を補い合って生きていくんです。 何事も一人で抱えられるものではありませんからね」 「……鳥海の言う通りね」 「まあこんな話はこれまでにしましょ。司令官さん、私達には?」 「ああ、そうだった。君達の分も忘れちゃいけない。これは鳥海、これは如月、と」 「ありがとうございます」 「司令官ったら…ありがとう。好きよ…」 「あ、こっちも忘れるところでした。ハイ、大鯨さん、これは横須賀の鎮守府の元帥からです」 「元帥が?」 「なんでもチョコレート艦船模型展を成功させたからだとか……」 「でも私が貰うなんて……」 「他のみんなも貰っているわ」 「なら…受け取らせてもらいますね」 「どうぞ……それでは失礼します」 そう言って鳥海さん達は司令室から退室しました。 みなさんがいなくなった後の司令室は先程とは違ってとても静かです。 「ふう、今日の仕事はこれで終わりだな」 「お疲れ様です。日誌と後片付けは私がしておきますので、提督はお先に」 「すまないな」 「いえ、これも秘書艦の勤めですから」 「それじゃ後は頼む」 そう言って提督も司令室から出ていきました。 「これでよし、っと」 日誌と後片付けを終わらせました。 「ふう……ああは言いましたけどさすがに一人だと疲れちゃいました。 そうだ、元帥からのホワイトデーのお返しが何なのか確認しておかないと」 早速いただいた物を確認しました。どうやらチョコレートみたいです。 とても美味しそう……小腹も空きましたし、いいですよねっ。私はチョコレートを口にしました。 ああ…美味しい……諸事情で夕食を取れませんでしたからどんどん進んじゃいます。 気が付くともうチョコレートはひとつだけになっていました。あの人にも残しておかないと…… 私は何だかふわりとした気分で司令室を退室し、自室に戻りました。 「ああ、君か。すまない、先にお風呂に入っていたよ」 提督という仕事から解放されたあの人はどうやら先にお風呂に入っちゃったみたいです。 でも私は別にそんなことは気になりません。むしろ今はもっと大事なことがあります。 「君に渡したいものが…」 何か言いましたが私はその言葉を無視するかのように ソファでくつろいでいたあの人の前に行き、 そのままあの人のパジャマのズボンの前に手を伸ばしました。 「ちょっ、何を…!?」 ズボンのボタンを開け、トランクスのボタンも開け、あの人の股間のモノを出しました。 それはとてもかわいらしいものでした。皮も被っていてまるで子供みたい…… お風呂に入ったということは洗って綺麗にしたと思い、 私は皮をむいて先っちょにキスしちゃいました。 「ああっ……」 感じているのでしょうか。何だかかわいい声を出しちゃって…… 私は続けざまに唇で挟んだり、舌で鈴口や裏筋を刺激したりと、 如月ちゃんが持っていた本の内容を試しました。 ……如月ちゃんの年齢であんな本持ってるなんて本当はいけないことでしょう。 今度没収しちゃいましょうか。 そう思っているうちにおちんちんがどんどん硬くなって大きくなってきました。 私は喉の入口や内頬の粘膜で刺激しました。 そうしたらますます気持ちよさそうな声を出して…… 何だかビクビクとしてきました。もう限界が近いようですね。 根本から竿の中ほどに唇を移動させました。さすがに喉に直接出されるのは怖いですからね。 そしてまた一段と大きくなった刹那 どびゅるっ! 私の口の中に温かさが広がりました。気持ち良かった、という証が解き放たれたのです。 とめどなくあふれ出んばかりに広がっていって…… とても気持ちよかったんだって思うとなんだか嬉しくなっちゃいます。 何とも言えない味ですけど……とても濃厚な……そんな感じがしました。 そして、いつまでも続くかと思うような放出が終わりました。 ごくん…… 口の中に出されたものを飲み込みました。本当は口から飲むようなものではないんです。 ましてやおしっこが出るところから出たものです。普通だったら飲もうとなんて思わないでしょう。 あの人だって口淫行為を否定していないとはいえ、飲むことをあまり好ましく思っていないですし。 でも、今はあまりそんなこと考える時じゃない……というか考えられません。 「あ、元帥からもらいましたこのチョコレート、最後の一つですけどいかがですか? とってもおいしくて、なんだかいい気分に……」 「いい気分……おい、こいつはアルコールが入ってるじゃねーか!」 「え?そういえばあまり箱を見ませんでしたけど……………………そんな!?」 私はびっくりしました。このチョコレート、アルコールが入っていたんです。しかも度数が高くて…… 私は一気に酔いがさめてしまいまいた。十日ほど前と同じ過ちを犯してしまったんだって…… もう……恥ずかしくて情けなくて…… 「ごめんなさい…………本当に…ごめんなさい…………」 私はただ、謝ることしかできなかったのです。 「別にそんなに謝らなくていいよ」 「でも…」 「……だったら目を瞑れ」 「え……あ、はい……」 私は言われるがままに目を瞑りました。 もしかしたら平手打ちが来るんじゃないかと思い歯も食いしばりました。 でも…… ふにゅっ 私の頬に何かが飛んでくることはなく、唇に暖かくて柔らかいものが触れまいた。 そして口の中に柔らかいものと、甘いものが入ってきました。 柔らかいものはなんなのかは想像がつきました。私はそれに自分の舌を絡めました。 甘いものと一緒に舐めるかのように…… 「っふう……」 「あの……これって……?」 「バレンタインデーのお返しだ。ホワイトデーはキャンディーを送り返すのが始まりだしな。 キャンディーは白砂糖からできている。だからホワイトデーなんだ」 「ためになります……でも私の口…」 「君自身に何回も苦しみを味あわせたからこのくらい」 私は堂々巡りになると思ってこれ以上言いませんでした。その代わり、 「あの……今日もしましょうか……私、我慢できません。 蠍座の女は一度火が付いたら止められませんよ。 ましてや私は太陽星座だけじゃなく、月星座も蠍座なのですから…… それにさっきのことでまた昂ぶってきたみたいで…… 大丈夫ですよ、前に『酔った時にもしちゃって構いません』って言いましたよね?」 「ああ、わかったよ。いいよ。俺だって蠍座の男だ。やるときゃとことんやらなきゃな」 蠍座同士で燃え上がればもはや誰にも止められません。 火と火が合わされば炎になります。 でも蠍座は炎です。炎と炎が合わさったら………… 言葉にできないくらい激しいものになるでしょう。 そして、とてもとても光り輝いたものとなるのでしょうね。 ―終― 455 名前:幼妻大鯨ちゃん[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 50 09 ID c.Fsqo2Y 以上です 前回よりも酔いが浅いのにこのタイトルなのは 行動によるものが大きいと思ってください 実は先月時点では雛祭りSSは予定にありませんでしたが 甘酒について調べてるうちに白酒のことを知り、 今回の話が思いついたのです それではまた 456 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 22 57 23 ID Di4kl9bk GJ! 457 名前:名無しの紳士提督[sage] 投稿日:2015/03/14(土) 23 16 33 ID lyk1DqHw 良いね! これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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―― 奇跡と言うのは果たして実在するのだろうか。 この答えは恐らく価値観によって解答が別れるだろう。 現在の社会に多く広がっている科学至上主義からすれば奇跡なんてナンセンスだ。 歴史上に起こったどんな出来事も【必然】と捉える人にとっても否となるだろう。 しかし、宗教的奇跡 ―― 所謂、蘇生 ―― を信じる人にとってはそれがあると断言できるものだ。 勿論、俺はここでそのどちらが正しいと論じるつもりはない。 ただ、ここで俺が主張したいのは俺自身がその中に当てはまらないという事だけ。 ―― なにせ俺はほんの数年前に本当の奇跡を見たのだから。 数年前まで俺の妻 ―― 松実宥は病弱だった。 夏でもコートとマフラーを手放せない病的なまでの寒がり。 体温調節機能に明らかな異常があるとしか思えない彼女が健康なはずがない。 ほんの少しでも寒くなればあっという間に風邪を引き、夏場も外気と体温のバランスが崩れて体調を崩しやすかった。 大きな病に掛かったのは一度や二度ではなく、数年後の生存率は0だとまで医者に宣告されたのである。 ―― でも、今の彼女は違う。 生存すら絶望的だと言われてから数年経った今、彼女は俺達の愛娘と共に俺の隣を歩いていた。 桜がゆらゆらと風に揺れて花びらが舞う道を、かつてからは比べ物にならない薄着で。 勿論、トレードマークのマフラーは身につけているが、ソレ以外は格好は人並みレベルである。 その過去を知る人間からすれば、今の彼女が松実宥とは分からないだろう。 それくらいに彼女の変化は著しいものだった。 「ママー」 「なぁに?」 「あのねあのね」 そんな宥とにこやかに会話する娘には彼女の異常は遺伝しなかった。 勿論、多少寒がりではあるが、それは人並みレベルのもので収まっている。 その首に赤いマフラーを巻いているものの、それは妻が仕事中以外はずっとそれを身につけている所為だ。 ちょっぴり背伸びしたい年頃の娘にとって、母親と一緒のものというのはそれだけで素晴らしいのである。 「ふふ…良い子だね」 「えへー」 そして、そんな風に笑い合う母子の姿は俺にとって何事にも代えがたい宝物だった。 一時はどちらも失う事を覚悟した俺にとって、二人が揃うその光景は夢の様なものである。 ほんの少し足を踏み外していたら今の結果はなかった…いや、踏み外さなくてもなかったであろう理想の現在。 それが今日もまた続いている事を確認すると、それだけで頬が綻ぶ。 「パパどうしたの?」 「いや、幸せだなって思ってさ」 「私も幸せー♪」 宥から優しさを受け継いだ自慢の愛娘は俺の表情の変化に目ざとく気づいてくれたのだろう。 にこやかにそう言葉を漏らしながら、俺と繋いだ手にギュッと力を入れた。 まるで自分もそうなのだと必死に伝えようとするその小さな力に空いた手で頭を撫でてやりたくなる。 けれど、俺のもう片方の手は荷物で塞がっていて、それをしてやる事は出来ない。 「…親子三人またこの道を歩けたな」 「そうだね」 この道は松実館 ―― 俺が婿入りした宥の実家に繋がっている。 距離にしてほんの10メートル程度のその道を俺は親子三人で歩くのが夢だった。 半ば叶わぬと知っていても、それでも俺はそれに縋るしかなかったのである。 だが、今はそれが間違いなく現実になっていて…けれど、信じきれなくて。 ついつい確かめるようにそう言ってしまう。 「大丈夫だよ、京太郎君」 「…ん」 そんな俺の気持ちに妻は気づいてくれたのだろう。 娘を挟んだ向こう側からニコリと微笑んでくれる。 彼女らしい慈愛溢れるそのほほ笑みに胸の不安がゆっくりと溶けていくのを感じた。 「私は…松実宥はここにいるよ、何時だって…京太郎君の隣にいるよ」 「…あぁ、そうだな」 何時だって宥の言葉は俺を安心させてくれる。 受験の時も、彼女の出産の時も…そして今も。 だからこそ、俺はあの時も安心して送り出す事が出来た。 医者でも絶望的だという状況の中でも、必ず二人で帰ってきてくれるとそう信じて。 結果、それは叶って…俺達は今、家族三人の幸せな時間を過ごす事が出来ている。 「パパ…大丈夫?」 「あぁ。なんたって俺には最高の奥さんがいてくれるからな」 「も、もう…京太郎君ったら」 ある種、俺にとって女神と言っても良い彼女は微かに頬を赤らめながら、笑みを浮かべた。 交際を初めてからもう10年近くにもなるが、未だに彼女は初で可愛らしいままである。 こんななんでもない言葉一つにも慣れていないように反応してくれる姿は正直、グッと来るものがあった。 娘がいなければぐっと抱き寄せて思いっきり抱きしめていたかもしれない。 「あ、パパまたいやらしい事考えてる顔だ…」 「ち、違う、そんな事ないぞ」 それを目敏く感じ取る辺り、4歳でももう女と言うべきか。 俺の表情にジト目を向ける愛娘に俺は首を振って否定を返す。 しかし、4年も俺の側にいた娘の疑心を止めるには至らなかったらしい。 妻譲りの愛らしい顔を疑わしそうなものに染めながら俺を見上げ続けている。 「そ、それよりほら、そろそろ家だぞ。中井さんも見えてるし」 「あ、ほんとーだ」 それでも話題を変えればすぐさまそっちに意識を引かれるのが子どもらしさだろう。 松実館の入り口に目を向けるその顔は歳相応の幼い少女のものだった。 急激と言っても良いその変化に俺はそっと胸を撫で下ろす。 お世辞にも格好いい大人であるとは言えないと言っても娘の前で醜態を晒したい訳ではないのだ。 「中井さーん」 「あぁ、お嬢様、おかえりなさい。それに旦那様と女将も」 「うん。ただいま」 そう挨拶してくれる彼女 ―― 中井さんはもう松実館に何十年も務めているベテランだ。 母親を早くに亡くした宥にとっては母親のように慕っている存在である。 女将不在であった頃の松実館を女将代理として支えたその手腕は今も健在だ。 お義父さんから経営を受け継いだ今でも、それは変わらず、俺も宥もとても頼りにしている。 「あ、それで…く」 「女将。…そう呼ぶように言ったよね?」 「…はい」 けれど、宥と中井さんの関係は最近、少しぎこちない。 昔はもっと和やかであったのに、宥はたまに高圧的な態度を取るようになった。 立場を強調するそれは、勿論、ほんの数年前までなかったものである。 俺の知る妻はもっと穏やかで、おおらかな人だったのだから。 「仕事中なんだよ?しっかりして貰わないと」 「ごめんなさい…」 「そんなに怒らなくても良いじゃないか」 「…うん…ごめんなさい」 それがただの八つ当たりではない事くらい俺も分かっている。 妻の言葉には焦りと恐怖がにじみ出ていて…何かに怯えているがこそのもの。 しかし、だからと言って、母親代わりでもあった古株を攻め立てる妻の姿というのは見るに耐えない。 だからこそ遮るように入れた言葉に妻は素直にコクンと頷き、謝罪の言葉を口にする。 「…でも、中井さんでも…次はないからね」 「申し訳ありませんでした…」 最後通牒のようなその言葉に中井さんはシュンと肩を落とす。 勿論、次はないと言っても、相手は女将代理を務め上げたほどのベテランだ。 実際に懲罰を与える理由にはまったく足りないし、クビにしようとすれば反発も大きい。 だからこそ、それはただの実行力を伴わない警告でしかない……はずだ。 ―― …だけど、妻の表情はそう信じる事が出来ないくらいに冷たいものだった。 さっきまでが春の日差しのような暖かさだと例えるなら、今の彼女は極寒の吹雪のようだ。 敵対者には容赦しないと訴えるような冷たさは最早、凄みというものを超えている。 いっそ殺意すら感じるようなその激しい感情に嘘偽りなどまったく感じられない。 本当に次はない、そう理解しているからこそ、中井さんも落とした肩を震わせているのだろう。 「その…ごめんなさい。ちょっと俺が怒らせちゃった所為で…宥は今、ピリピリしてるんだ」 そんな彼女をフォローする為に放った言葉は勿論、嘘である。 ついさっきまで俺たちは和やかな雰囲気で買い物を済ませ、こうして帰ってきたのだから。 喧嘩なんてする要素は一つもなく、寧ろ、さっきまで彼女は俺を慈しむような表情を向けてくれていた。 しかし、それを一々説明するよりは全部、俺が泥を被ってしまった方が良い。 ただでさえ俺は入婿であり、経営者という一歩引いた立場で従業員を見なければいけないのだから。 松実館一のベテランと女将同士がいがみ合うよりはそっちの方が幾らかダメージも少ないはずだ。 「……旦那様…あの…」 「ん?」 そう思う俺の前で中井さんがチラリと視線を泳がせる。 何かを訴えるような、怯えるような、責めるような、助けを求めるような…そんな仕草。 でも、そこまで読み取る事が出来ても、俺には彼女の真意がまったく見えてこなかった。 こうして中井さんが何かを訴えようとするのが数回目となっても尚、俺はそれを聞かされる事がなかったのである。 「……いえ、なんでもありません。お心遣いありがとうございます」 「あっ…」 そして今回もまたそれが成就する事はなく、彼女は背を向けて去っていく。 何処か哀愁を感じさせるその背中に俺は何を言えば良いのか分からない。 勿論、経営者として従業員の悩みに真摯になるのは当然の事である。 だが、その背中に浮かぶ拒絶に似た色に俺はもう一歩踏み込む事が出来なかった。 「ほら、京太郎君、早く行きましょ?」 「パパお腹すいたよー」 「…あぁ、そうだな」 妻と娘の急かす声に俺はそっと視線を中井さんから外した。 こうして彼女から話してくれる意図を見せてくれているのだから、それまで待っても良いだろう。 そんな言い訳を胸に浮かばせながら俺は二人と一緒に松実館へと足を踏み入れる。 それから二人と過ごしている間に中井さんの事も忘れ、俺はいつも通りの幸せな日常へと埋没していったのだった。 「んぅ…」 「あら…もうおねむ?」 「んー…」 愛娘の表情の変化に真っ先に気づいたのは母親の方だった。 眠そうに瞼を擦る娘にクスリと笑みを浮かべながら、彼女はそっと時計に目を向ける。 時刻は既に9時 ―― ついさっき女将としての仕事を終えたばかりの彼女にとってそれはまだ宵の口だ。 出来ればまだまだ一杯、娘にも夫にも話したい事がある。 「じゃあ、もう寝ないとね」 「やだぁ…」 とは言え、それが娘の教育に良くない事くらい彼女は良く分かっていた。 彼女にとってその小さな少女は宝物の一つなのだから。 勿論、夫には及ばないものの、それでも無闇矢鱈と傷つけていいものではない。 「ほら、あんまり起きてるとお化けが来ちゃうわよ?」 「…お化けなんてパパがいれば怖くないもん…」 だからこそ脅かそうとした言葉に娘は愛らしい言葉を返す。 実の父親に全幅の信頼を向けるそれに母親の対面にいる彼が頬を綻ばせた。 父性を感じさせるその表情が、彼女は愛おしくて堪らない。 それが自分に向けられているものではないと知っていても尚、抱きしめたくなるくらいに。 「じゃ、パパが眠いから添い寝してくれないか?」 「………するー」 そんな父の言葉に、娘は数秒ほど迷いながらも頷いた。 それは恐らく娘も自分の眠気が限界であることを理解しているからだろう。 色々と背伸びしたい盛りだと言っても、成長と睡眠を求める身体の欲求には逆らえない。 意識がどれだけ大好きな二人と一緒にいたいと望んでも、それは叶わないのだ。 「でも、もう何処か行っちゃダメ…だよ…」 「はいはい。分かってるって」 そう言ってコタツから出た父の手を握りながら、二人は扉の向こうに消えていく。 その背中を笑みと共に見送ってから、彼女はそっとコタツの片付けに入った。 夫の残したものはともかく、娘の残したものは片付けておかなければいけない。 後三十分もしたら帰ってくるであろう夫との時間をより多く取る為だと彼女の身体はキビキビと動き… ―― 「…あ」 「ん…」 その瞬間、別の襖から現れた存在に、彼女がその手を止めた。 どちらも身体を硬直させたまま視線を交わすその姿にはぎこちなさが残る。 けれど、それも数秒も経てば緩やかに消えていき、場に満ちた緊張も緩んでいった。 それは二人が長年一緒に過ごした親子であるであるからこそなのだろう。 「おとーさん、どうかした?」 「…少し茶が飲みたいと思ってな」 「そっか。じゃあ待ってて。入れてあげるから」 そう言って妻 ―― 今は娘はそそくさとキッチンの方へと向かう。 旅館の方の大きなものとはまた違うその小さなスペースを手慣れた様子で動いていく。 テキパキと手際よく動くその姿は老舗旅館の女将らしい優雅ささえ感じさせるものだった。 けれど、それを見つめる父は苦虫を噛み潰したような表情を浮かべ、娘の首に巻かれた真紅のマフラーを見つめる。 「……まだそんな事をやってるのか?」 「そんな事って?」 「…宥のふりだ」 ―― 瞬間、世界が凍った。 まるでその言葉が時を殺すキーワードであったように、二人の身体が止まる。 父は娘の背中を見つめ、娘は目の前のコンロをジィと見つめた。 二人ともその心臓が止まったかのように微動だにせず、時間だけが流れていく。 家電やコンロの稼動音がなければその場所だけ世界が切り取られたような沈黙。 「何を言ってるの?私は松実宥だよ」 それを打ち破ったのは振り返った娘の言葉であった。 ニコリと笑みを浮かべるその表情は、父の記憶にある長女のものと重なる。 だが、それは『一致』ではない。 どれだけ似ていても、それらしく振舞っていても、父にはその違いが気味悪いほどの違和感となって感じられた。 「…違う。宥はもう死んだんだ…」 瞬間、再び訪れる沈黙に父は肩を震わせる。 記憶にあるそれから数年経っても、彼はまだ乗り越える事が出来ていなかった。 未だに長女の事を夢に見るし、ふとした時に娘を思い出し、涙を流す事もある。 だが、彼にとって何より悲しいのはその死が全てを変えてしまった事だ。 「あの子を産んだ時に…死んだんだよ…」 勿論、その死は決して無駄ではなかった。 自らが選んだ青年との間に子どもを残してくれたのだから。 自分はきっと長くは生きる事が出来ないから、と親の反対を押し切って産んだ彼女にとってきっと満足な結果であっただろう、と父は思っている。 だが、だからと言って、失ったもののの大きさが、減ったりする訳はない。 どれだけそれらしい理由を並べ立てても、亡き妻から託された愛しい娘を『二人』も死なせてしまった悲しさは消えたりはしないのだから。 「だから…もうそんな真似はやめてくれ…玄」 もう一人の娘の名前を漏らすように呟きながら、彼はぎゅっと手を握りしめる。 震えるほどに力を込めたそれは己の無力感を否定しようとするような激しいものだ。 彼とて内心、分かっているのである。 最早、こんな事を言っても無駄なのだと。 「どうしたのおとーさん。そんなに悲しそうな顔をして」 そんな父の感情に応えるように娘 ―― 玄はニコリと笑った。 悲痛な彼の声など何も届いていないかのようなその表情に彼の胸は諦観を浮かべる。 こうして娘の事を ―― 姉を喪った妹の事を説得しようとしたのは一度や二度ではない。 だが、その言葉は幾度掛けても届く事はなく、こうして張り付いたような笑みで躱されてしまう。 「誰も死んでなんかいないよ。それに…『玄』って誰の事?」 「~~~っ!」 何より彼にとって恐ろしいのは自分の娘が自らの事を抹消しようとしている事だった。 天真爛漫と言っても良い笑みのまま放たれたそれは父の心に突き刺さる。 ソレは勿論、娘のそれが決して冗談でもなんでもないと分かっているからだ。 今や姉になりきっている妹は自らの存在を許しはしない。 それは長年松実館に務め上げ、彼女たちの母親と言っても良い存在に対しても同様だった。 「何度も言うように…私は松実宥だよ。おとーさんの一人娘の」 「玄…お前は…」 そんな娘に彼は何を言って良いのか分からない。 悲しいまでに姉になりきる彼女の気持ちは父ももう薄々気づいている。 だけど、だからこそ、そんな悲しい真似は止めさせなければいけない。 自分の存在を消し去ってまで、誰かの欠落を埋めようとしても幸せになれるはずがないのだ。 「…違うよ。私は玄じゃない。そんな名前の子じゃない」 だが、そんな彼の想いとは裏腹に娘はゆっくりと首を振る。 はっきりとしたその否定の感情に父は胸を詰まらされた。 そうまで彼女が必死になって自分を消そうとしているのは何も姉の事を慕っていたからではない。 姉の恋人であったあの健気な青年の事を、玄もまた愛しているからなのだ。 「…それに京太郎君の事壊したのはおとーさんでしょ?」 「そ、れは……」 だからこそ、彼は責めるような娘の言葉に返事をする事が出来ない。 自分の娘たちがそうまで愛した青年を、追い詰めたのは間違いなく彼なのだから。 娘を殺したのはお前だと、お前の所為で宥は死んでしまったのだと、そう彼はあの日、そう詰ってしまった。 自らが許したのも忘れて、それだけの覚悟があるのならと認めたのも忘れて。 喪ったものの大きさを忘れるように、一番身近でわかりやすい相手にそれをぶつけてしまったのだ。 「あの日…おとーさんが京太郎君を詰ったから…京太郎君は壊れちゃったんだ…」 結果、献身的に娘のことを支え、有望でもあった後継者は壊れてしまった。 部屋から出る事もなく、布団の中でひたすら謝罪を繰り返す廃人になってしまったのである。 八つ当たりする事でその感情を晴らす事が出来た父とは違い、彼にはそんな事が出来るほどの余裕すらなかったのだ。 喪失感と悲しみをそのまま自責へと変えるしかなかった京太郎にとって、それは当然の結果であると言えるだろう。 「…許さない。絶対に…『私』はおとーさんを…許さない」 その言葉がなりきった『姉』としての言葉なのか、或いは自分の中に僅かに残った『玄』としての言葉なのかもう彼女自身にも分からない。 彼女にとって確かなのは、目の前の彼が決して許せない存在であるという事だけだ。 世界で誰よりも愛しい存在を追い詰め、詰り、そして壊したのだから。 その罪はどれだけ父が自分たちを愛し、慈しみ、そして善行を重ね上げても消えはしない。 最早、『玄』でも『宥』でもなくなってしまった彼女にとってそれは世の中のどんな大罪よりも許す事が出来ないものなのだ。 「わ、わ…私…は…」 そんな娘から放たれる気配はまさに異形と言っても良いものだった。 一歩踏み出せば殺されかねないような殺意を彼は娘から感じている。 そして、それが嘘や錯覚だと思えない理由が父にはあるのだ。 どれだけ言い訳しても自分が彼を壊してしまったという現実に相違はない。 それは彼自身も認めるところであるが故に、なんとか取り繕おうとするその言葉は情けなく震えてしまう。 ピー 「…あ、お湯沸いたね」 瞬間、部屋に響いた掠れるような音に彼女から放たれる殺意がふっと消えた。 今にも跳びかかって殺されかねなかった雰囲気が霧散していく感覚に父は自分が呼吸を忘れていた事に気づく。 極度の緊張から開放された身体が酸素を求め、彼にハァと大きな呼吸を漏らさせた。 そんな父に背を向けながら、彼女はゆっくりと薬缶を傾け、準備した湯のみにお湯を注いでいく。 「…だからもう放っておいて。私達は今…幸せなんだから」 「……」 関わらないでと告げるようなその言葉に父は最早何も言う事が出来なかった。 下手な事を言えば、自分は娘に殺されてしまうと今日の事で嫌というほど知れてしまったのだから。 今まで彼女が抑えこんできたその狂気の片鱗に彼は完全に気圧されてしまっていた。 波乱はあったがおおまかに平凡に生きてきた彼でも、研ぎ澄まされた娘の殺意は本気だとはっきりと分かってしまったのである。 「(死ぬのは…怖くない)」 愛する妻を喪い、そして娘をも喪った彼にとって自分の命は軽いものだった。 後継者を追い込んでしまった事を心から後悔している彼にとって、それで済むなら済ませて欲しいと思っている。 だが、そうやって自分が娘に殺されたところで何も解決しないのは、悲しいほどに分かっていた。 寧ろ、自分が殺されれば、その分、残った最後の一人娘の狂気は深刻化するだろう。 実の父を手にかけた彼女にはもう後退の文字はなく、ただただ前に進む事しか出来ないのだから。 「…はい。どうぞ」 「ありが…とう」 「じゃあ、私は京太郎君とあの子のところに行ってくるから邪魔しないでね」 そうにこやかに去っていく娘の背中を彼は絶望にも似た気持ちで見送った。 自分が原因だと言うのに、最早、事態は自分の命でも償えないほど大きなものになっている。 心から幸せそうな娘のその仕草にそれを嫌というほど思い知らされながら、彼はそっと肩を落とした。 瞬間、沸き上がってくる自責と後悔の感情に思わずため息が漏れる。 「…私は…」 かつては娘が死んだ責任を押し付けたとは言え、彼は京太郎の事を認めていた。 宥と結婚する為だけに経営学部を卒業し、数年掛けてコネを作ってきた彼の経営手腕は本物である。 それこそそれまで実権を握っていた彼が奥に引っ込まざるを得ないくらいに優秀だ。 だからこそ、彼が玄と結婚したいというのであれば、幾らでも認めるつもりである。 しかし、現実の彼はずっと宥の幻影に囚われ、病的なまでに尽くす玄に気づきもしない。 「(彼を怨めば良いのか…或いは感謝すれば良いのか…)」 京太郎と出会ってからの宥は毎日が幸せそうだった。 初めての恋に初めての恋人。 それは引っ込み思案な少女の世界を色づかせるには十分過ぎるものだったのである。 それが恋から愛になり、結婚を経て尚も続かせてくれた事には感謝の念が耐えない。 娘が命の危険があったとしても出来る内に子どもを遺したいと言ったのはそれだけ京太郎の事を愛していたからだろう。 「(だけど…私は…)」 それだけであれば、話は美談で済んだのだろう。。 しかし、彼もまた宥の気持ちに応えるほどに大きな愛を妻に捧げていた。 結果、義父の言葉がキッカケとなって、彼は壊れ、自らの世界に引きこもってしまったのである。 そんな彼を現実へと引き戻したのは宥になりきった玄であり、そしてその時に玄もまた死んでしまった。 初めて会ったその時からずっと京太郎に恋い焦がれ、そして姉の恋人だと諦め続けていた玄は、彼の為に、そして、自分の為に自らを殺したのである。 「…どうしたら良いんだろうな…」 ポツリと漏らすその言葉に応えるものは誰もいなかった。 最早、松実家の中で狂っていないものなど誰もいないのだから。 彼もまた娘婿と娘の作り出す狂気の中に飲まれている。 自分以外の誰もが幸せで、けれど、決して幸せではない不気味な世界。 そんな世界の中で彼は… ――
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棋士・藤井聡太の将棋トレーニング 機種:NS 作曲者:古川典裕 開発元:ゲームスタジオ 発売元:ゲームスタジオ 発売年:2020 概要 日本将棋連盟の棋士・藤井聡太氏監修の将棋ソフト。 基本的な駒の動かし方から矢倉・美濃囲いなどの囲いの作り方・崩し方の指導のほか、 20級から四段相応のCPUとの対戦機能、同氏が本作向けにオリジナルで作成した詰将棋などを収録した、 将棋を一から学びやすい、「やさしい本格派」を志向した内容となっている。 また、『最強 羽生将棋』や『谷川浩司の将棋指南』などの従来の将棋ソフトとは異なり、発売当時タイトル未所持の棋士監修となる点で、異例のソフトでもあった。 BGMはサウンドディレクターを務めた古川典裕氏が作曲を担当。 また、直接作曲にはかかわってはいないものの、本作のレコーディングエンジニアを小塩広和氏が担当している。 収録曲(カスタマイズ:対局BGM欄の表示順) 曲名 作・編曲者 補足 順位 対局BGM 静~踊 対局BGM(初期設定) しょうぎであそぼう 対局BGM(将棋プラネット:ウェルカムタウン) レジェンダリィ第一感 対局BGM(将棋プラネット:オ・ゴマ遺跡) てやんでい邪魔駒 対局BGM(将棋プラネット:センポー国) ギャラクシィ風車 対局BGM(将棋プラネット:S81銀河) 鹿威し 水の流れ・鹿威しの音 対局BGM 静~踊~戦 対局BGM 対局BGM 刃~踊~戦 対局BGM ようこそ!将トレへ ホーム画面 しっかりけんとう 棋譜検討 べんきょうしようよ トレーニング たのしいぶんせき 棋風分析 どきどきうらない 今日の戦法 わくわくおかいもの ショップ かがやけるせかい 会話中(将棋プラネット:S81銀河(はじまりの広場)) ちょちょいのちょい 問題の解答中 あるさんぽみち 会話中(将棋プラネット:序盤) しょうぎもいろいろ マップ表示中(将棋プラネット:ウェルカムタウン) 考古学部のテーマ マップ表示中(将棋プラネット:オ・ゴマ遺跡) お江戸部のテーマ マップ表示中(将棋プラネット:センポー国) 天文学部のテーマ マップ表示中(将棋プラネット:S81銀河) まけられないぜ 対局BGM(将棋プラネット:ラスボス戦終盤) 前夜 マップ表示中(将棋プラネット:S81銀河(はじまりの広場)) 日々是好日 タイトル・クレジット 公式PV
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照「……ねえ京ちゃん」 京太郎「なんですか?」 照「…………好き」 京太郎「……照さん」 照「……うん」 京太郎「このクッキー、そんなに気に入ったんですか?」 照「……そうじゃない。や、クッキーはすごく美味しいけど」 京太郎「いやー、この前テレビで見たやつだったんですけど、ちょっとアレンジしまして」 照「うん、相変わらず京ちゃんが作るお菓子は美味しい。でも、私が好きなのは…」 京太郎「あ、照さんが好きそうな味もありますよ?」 照「……もらう……美味しいよ、京ちゃん」 照「……という訳で今回も駄目だった」電話中 咲『えー……この前校舎の裏に呼んでからも駄目だったよね?』 照「『俺も好きですけど?あ、新しいアイス屋できてましたよ』は、さすがに予想外」 咲『やっぱり京ちゃん鈍いね』 照「うん……でも、そのおかげでまだ取られてない」 淡「キョータロー!クッキー美味しかったー!ありがとー!」 京太郎「おう。いや、抱き着くなって」 淡「もー、大好きだしいいじゃーん!」 京太郎「はいはい。いつも言ってんな」 淡「……本気なのに」 菫「こら淡、その辺りにしとけ。しかし、本当に美味しかったぞ」 京太郎「菫先輩、ありがとうございます」 菫「その礼と言ってはなんだが……今度この映画でも見に行かないか?」 京太郎「これって最近話題の……」 菫「ああ……その、恋人や好きな人と見るラブストーリーとか言われているが……」 京太郎「じゃあ俺なんかじゃ駄目ですよー。菫先輩ならすぐにいい人見つかりますって」 菫「……私は君がいいんだがな」 尭深「あの……お茶、どうぞ」 京太郎「ありがとうございます……ふぅ、やっぱり尭深先輩が淹れるお茶が一番です」 尭深「ありがとう……京太郎くんさえ良ければ……毎日でも淹れてあげるよ?」 京太郎「え?そんなの悪いですって。そりゃ美味しいですけど先輩が大変ですし、たまにでいいですよー」 尭深「……そういう意味じゃないのに」 誠子「京太郎!私と付き合ってくれ!!」 京太郎「いいですけどまた釣りですか?この前美味しい魚料理のレシピを見つけまして…」 誠子「あ、いや、付き合うってそういうのじゃなくて…」 京太郎「この前釣ってすぐ捌いたのも美味しかったですよね?またすぐにできるやつなんで期待しててくださいね!」 誠子「あ、あぁ……京太郎の料理は美味しいから楽しみだよ……真正面からでも駄目なのか……」 照「また被害者が増えてる」 咲『昔からそうだったよねー』 照「もうどうすればいいんだろ……」 咲『うーん……いっそ押し倒す?既成事実ゲット!……なーんてね』 照「……それだ!」 咲『……え?あの、お姉ちゃん?冗談だよ?』 照「咲、ありがとう。今度こそ、成功させてくる!」 咲『お姉ちゃん!?ちょっと待って!冗談だって!!お姉ちゃーん!!』 カンッ?
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京太郎「もうこんな時間かー。晩飯どうする?どっか行くか?」 憧「あの、さっ!」 京太郎「ん?」 憧「よかったら、あたしが作ってあげよっか?」 京太郎「え?マジ?」 憧「うん…」 京太郎「憧って料理できるんだ。なんか、意外」 憧「む…失礼ね。ひとりで暮らすってなってから、お母さんとお姉ちゃんに一通り仕込まれたのよ」 京太郎「へぇ。つーかお姉さんがいたのか、初耳」 憧「言ってなかったっけ?」 京太郎「憧のお姉さんってことはきっと美人なんだろうな~」 憧「ふきゅ」 京太郎「俺は一人っ子だからなぁ」 憧「そ、それよりっ!晩御飯よ晩御飯!」 京太郎「お、そうだった」 京太郎「ぜひともお願いしたい!って言いたいところなんだが…」 憧「?」 京太郎「いま冷蔵庫の中、肉しか無いんだよ。ほら」ガパッ 憧「ぅわ、スカスカ…あんた普段どうしてんのよ」 京太郎「肉を適当に焼いて食ってる。ほかにはレトルトのカレーとか炒飯とか麺とか…」 京太郎「あとたまにタコスつくってるくらいだな」 憧「タコス!?」 カクカクシカジカ 京太郎「そんなわけで、タコスだけは作れるんだよ」 憧「……ふ~ん」 京太郎「今度憧にも食べさせてやるよ」 憧「…………」 京太郎「どうかしたか?」 憧「…なんでもない」 京太郎「いやなんか怒ってるじゃん」 憧「別に怒ってないわよ。ちょっと面白くないだけ」 京太郎「なにが?」 憧「自分で考えなさい、ニブチン」 京太郎「え、まじでわけわかんねぇ」 憧「はぁ~」 京太郎「…なんかわかんないけど、ごめんな?」 憧「理由もわからないのに謝るのはやめたほうがいいわよ。少なくともあたしはいい気持ちしないし」 京太郎「……気をつけるよ」 憧「はい、じゃあこの話はおしまいね」 憧「ねぇ、冷蔵庫の中に野菜がタマネギしか入ってないんだけど」 京太郎「野菜はスーパーで惣菜とかサラダとか買ってきてんだよ」 京太郎「そのものを買ってきても悪くしちゃいそうだしさ…」 憧「……基本的な調味料はあるのね」ブツブツ 京太郎「って、憧さん?」 憧「ん?なに?」 京太郎「…いや、なんでもない。で、どうするんだ?」 憧「買い物に行きましょ」 京太郎「あ、作ってくれるんだ」 憧「なによ、いらないの?」 京太郎「まさか、超楽しみです」 憧「あんまりハードル上げないでよ。あたしだってやり始めてまだ半年も経ってないんだからね」 京太郎「それでもさ、彼女の手料理なんて期待するなってのが無理だって」 憧「ま、ご期待に添えられるように頑張るわ。ね、なにか食べたいものある?」 京太郎「手の込んだモン!!」 憧「漠然としすぎ!」 カンッ ◆ 京太郎「なぁ、一回分にしては多くないか?」 憧「一回分?」 京太郎「違うのか?」 憧「今度来たときの分も…って思ってたけどダメだった?」 ※アコチャーは通い妻にクラスチェンジした! もいっこカンッ
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ホームタウン:群馬県草津町、前橋市を中心とする全県 ホームスタジアム:正田醤油スタジアム群馬 公式サイト:http //www.thespa.co.jp/ 08 終 Pos 選手名 9 → FW 高田 保則 11 → FW 氏原 良二 18 → FW 岩田 正太 →退団 19 → FW 後藤 涼 28 - FW レオ・シン →退団 + 35 FW 都倉 賢 ←川崎 + 37 FW 反町 一輝 特別指定選手(早大) 6 → MF 鳥居塚 伸人 →退団 8 → MF 山崎 渡 10 → MF 島田 裕介 13 → MF 櫻田 和樹 14 → MF 熊林 親吾 17 → MF 秋葉 忠宏 →退団 20 → MF 秋葉 信秀 24 → MF 金生谷 仁 →退団 25 → MF 佐藤 大基 30 → MF 松下 裕樹 (32) → MF 福島 祐太郎 JWE2008未収録 + 34 MF 荒田 雅人 ←尚美学園大 + 38 MF 池上 礼一 ←FC東京 2 → DF 寺田 武史 3 → DF 尾本 敬 4 → DF 田中 淳 5 → DF チェ・ソンヨン 7 → DF 佐田 聡太郎 15 → DF 喜多 靖 16 → DF 藤井 大輔 23 → DF 石亀 晃 26 - DF 小林 亮太 →アルビレックス新潟・S(SIN) 27 → DF ペ・スンジン (33) → DF 木下 伸二 JWE2008未収録 1 → GK 本田 征治 21 → GK 常澤 聡 22 → GK 北 一真 + 36 GK 上杉 哲平 ←徳島ヴォルティス・セカンド 368 :U-名無しさん:2008/08/23(土) 10 43 49 ID YI31JF0PO まだ無いようなので草津を 高田 後藤 島田 熊林 松下 喜多 寺田 田中 ペ チェ 本田 サブ 常澤 石亀 鳥居塚 山崎 都倉 他の草サポさん修正があればよろしく。 高田が戦線離脱中ですが良かったら使ってあげて下さい… あと瓦斯さんから池上加入です。 草津修正 後藤 高田 島田 山崎 (熊林) 松下 熊林 (喜多) 寺田 田中 ペ チェ 本田 SUB 北 喜多 秋葉 鳥居塚 都倉 キャプテンは 松下 いないときは 田中 キッカーはほぼ全部 島田 たまに 熊林 万が一 田中 池上を右のオフェンスで使うみたいだが、まだ試合がないのでわからない。 基本的には左で作って、松下がサイドチェンジ。 チェが頑張るが中に返してもう一度左から、島田・寺田のクロスってパターン。 なぜか能力が高くなってる若手は試合では使いません。 他の選手が弱いからバランス取ってるのかね? 最終更新:2008年11月30日 (日) 21時55分32秒 追記。。 キッカーはロングフリーキックの場合 松下
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邪推SS/コルサ夫妻(夫・コルサSC66~SC??、妻・マリアSC67~SC??) アソッドの配下であり、後にアグデッパ、ララウィン、ブラウンと地球三代に仕えたコルサと 同じくアソッド、アグデッパと使え、後にアキ、ラーと仕えたマリア。 2人は夫婦であり、同じ君主に仕えていた時の鴛鴦ぶりは銀河中でも有名だろう。 だが、後に2人は政治的に対立し、敵と味方に別れてしまうという戦乱の悲劇を生んでしまう。 しかし、国は違えど2人は離婚することなく、生涯夫婦であり続けた。 今日は、そんなコルサ夫妻にスポットを当ててみようと思う。 バニモに生まれた2人は、幼少の頃から大変秀才で小等部の時にすでに高等部の勉強が出来たとか、 軍大学の問題を解いたとか、大人顔負けの政治論文を書いたとか言われている。 これは彼らを称える地元の人々が話を大きくしたのもあるだろう。だが、優秀であったのは事実であり、 小等部を卒業した後にコルサ13歳、マリア12歳で仕官したことからも伺えるだろう。 2人は幼馴染の1つ違いであったが入隊は同期であり、大変仲が良かった。 仕官から1年がたちバニモでアソッドが地球からの独立を宣言する。バニモ出身の2人もこれに同調し、 アソッド軍の旗揚げ時のメンバーとして参加した。 だが、既にこの頃から2人の考え方には違いがあり、地球に弾圧されていた人々の為に独立に参加したマリアに対し コルサは当時のバニモ駐留軍司令官であったアソッドの命令であるから独立を支持をしたのであった。 しかし、どちらにしろ独立した覇王アソッドをよく支え、南方のアキ、東方のツルマと、 敵に囲まれは不利な場所に存在するバニモにありながらアグデッパ侵攻まで持ちこたえたのは 彼らの力によるものが大きい。 特にコルサは、アソッドの右腕であったバイアーと大変親しい関係にあり、その政敵マイクと その娘スーザンとも親しかった。 その為、アソッド存命中のコルサは2人の和解に奔走しており、不協和音が生じている軍隊が それなりに機能していたのは、彼がパイプ役で2人の対立を最小限に抑えていた為で、 彼が居なければ、アソッドはもっと早くに滅びていたと言える(マリアはスーザンとは親しい関係にあったが、 バイアーとはただの同僚と言う立場を変えなかった)。 やがて2人はプライベートでも仲良くなっていき、お互いに政治討論を通じ幼馴染から恋仲に発展。 食事の時も討論を欠かさなかったとか、デートは図書館で政治討論をしていたとか伝えられている。 だが結婚には、なかなか発展しなかった。 この、2人のゴールインを後押ししたのは何を隠そうスーザンである。 当時、アソッドに見初められその后になっていたスーザンは、コルサを呼び出しマリアの目の前に連れ出して 結婚するかどうか激を飛ばしたと言うエピソードがある。最初はハッキリとした態度を示していなかったコルサも これには観念しスーザンの仲立ちを了承。2人ははれて夫婦となった。コルサ17歳、マリア16歳の時である。 職場結婚でありあった為、祝言には多くの同僚が訪れ、不協和音が生じていた職場だったが この時ばかりはバイアーやマイクも祝福に訪れ、2人を祝福したことからも、コルサの人望の深さが見て取れる。 一部、資料にはアソッドや后スーザンも祝福に訪れたとある。 結婚しても2人は同じ職場に足を運び、その鴛鴦ぶりは同僚からも羨ましがられるほどだった。 2人の祝言から間もなくアグデッパ率いる地球艦隊がついにバニモにも迫る。勝ち目が無いと悟ったアソッドは、 部下の命と領民の安全確保の為に地球に降服。帝国は滅亡しバニモは地球の領土となる。 陥落直後はバニモの再建に尽力した2人だが、後にアキから奪った新領バースへの国替えを命じられ、 他の旧アソッド配下らと共にバースへ赴任する。 そこでもバース復興に力を注ぎ幸せに過ごしていた二人だが、徐々に確執(政治的)が生まれてくる。 と言うのもコルサが「全銀河を一つにまとめ戦争をなくす」と言う1国論だったのに対し、 マリアは「各恒星系の連合による戦争撲滅」の連邦制統一論だったのである。 当初は持論の域を出なかったが、徐々に思想変化に現れプライベートの討論でも大声で(半ば口げんか) 行うことが多くなっていった。 そして遂にアリアが出奔して行方をくらます。マリアが非番の日でコルサが仕事から帰ってくると、 突如居なくなっていた。だが夕飯は作ってあったと言う。 当初はコルサが逃がしたものだと疑われ治安局の取調べを受けたる。マリアの行く先をアキの所と 薄々感じていたコルサだが、彼はマリアの行方を頑として話さなかった。 暫くの自宅謹慎の後、職場復帰をした彼だが、性格上割り切っており、以前と態度が全く変わらなかった為、 彼らの仲を知る同僚からは逆に心配されたほどである。 それからはコルサはバース、マリアはザクソン~ハーゲンと敵味方に別れてしまったが、 お互いに離婚すると言う結論には遂に至らなかった。しかし、お互いに電子メールや電話、手紙は全くせず ほぼ絶縁状態に近かったと言う(職業柄出来なかった)。 実は彼の日記によると1度、アキ軍から亡命を勧める使者が来たとある。丁度ララウィンが暗殺され ブラウンが即位した混迷期でった。 交渉の使者はマリアでありアキからの書簡を持ってきたことから、彼女が覇王アキに推挙したことが伺える。 優秀な人材を欲していたアキは、知力だけならラーに匹敵すると言われるコルサを欲しがったのにも納得が出来る。 だが、彼はこの亡命の話を蹴ってしまう。 彼によると「如何なる蛮行であろうと、上官のやった責任は上官にあり、家臣身分の人間が口出しをすることではない。 例え、それが間違った行為でも仕えた以上、主君を裏切ることは出来ない」と言って跳ね除けたと言う。 その後、失意の中帰国したマリアだが、この時に至っても離婚はしなかったと言う。 テンオウが軍壊滅し戦争終結後、2人は故郷バニモへと帰り、亡くなるまで静かに暮らしたと記されている。 結婚してからは離れている方が多かった2人だが、最期で静かな幸せを掴んだようである。
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― バンッ 小蒔「見つけましたよ!絶倫大帝キョウ=タロー!」 漫「き、今日こそうちらプリキ○アが!」 和「あ、貴方に引導を渡してあげます!」 京太郎「…え?何これ?」 漫「ほらああああ!言ったやん!うち言ったやん!!」 小蒔「あれー…昨日もコスプレエッチでノリノリだったからいけると思ったんですけど…」 和「と言うか、流石にこの衣装、スカート短すぎません?フリル一杯なのは良い感じですけど」 漫「大丈夫。その辺は原作通り…って違うって!そうやないって!!」 漫「ほら、京太郎君ついていけへんで唖然を通り越して凄い冷静やん!」 漫「寧ろ、すっごい生暖かい目でこっち見てるやん!」 小蒔「えへへ…どうですか?この衣装、皆で頑張って作ったんですよ」ヒラヒラ 京太郎「あ、うん。凄い良く出来てる。皆、可愛いよ」 漫「そういう説明よりも先にする事があるやろ!!」 和「まぁ…その…何時も通りと言うかですね」 京太郎「大丈夫。大体、分かった。また小蒔が変に影響を受けちゃったんだな」 小蒔「プ○キュア可愛いし、格好良いです!」フンスー 漫「うぅ…こんな事になるなら見せへんかったら良かった…」グスッ 和「まぁまぁ。小蒔さんも楽しんでるみたいですし…」 小蒔「と言う訳で、絶倫大帝キョウ=タローの命運はここまでです!」 京太郎「あ、俺、悪者設定なんだな」 和「しかも、ラスボスらしいですよ」 漫「大体、どういう展開望んでるのか分かるキャラ配置やね」 京太郎「んじゃ、それに乗っかるとするか」 キョウ=タロー「ふぅははははー。どうした?大口叩いた割りにはその程度なのか、プ○キュアどもよ」 キュアコマキ「くぅぅ…まさか、キョウ=タローの力がこれほどまでだったなんて…」 キュアスズ「皆…ごめん…うちら勝てへんかった…」 キュアノドカ「(あ、もう負けてる設定なんですね)」 キョウ=タロー「だが、しかし、久しぶりの戦いで我が身の滾りは収まらぬ」 キョウ=タロー「この滾り、貴様らの身で晴らさせて貰おうか」 キュアコマキ「な、何をするつもりですか…!?」ドキドキ キョウ=タロー「まずは貴様らの純潔を奪い…我の忠実な下僕としてやろう」 キュアスズ「た、例えどんな事をされようと…うちらは絶対にアンタの思い通りになんかならへん!」 キョウ=タロー「くくく…それはまずこのキスを受けてから言うのだな…!」 キュアスズ「ふぐぅ…♪♪」 キュアコマキ「…あ、漫ちゃんズルい…」 キュアノドカ「素に戻ってますよ、小蒔さん」 キュアコマキ「あ、いけない…。す、漫ちゃんに酷い事しないで!」 キョウ=タロー「ちゅ…♪ならば、貴様にも我が責め手を受けてもらおうか!」グイッビリビリ キュアコマキ「きゃあぁっ♥♥」 キョウ=タロー「あ、すまん。破けちまった…」 キュアノドカ「大丈夫ですよ。わざと破れやすいように作ってありますし」 キュアコマキ「ち、違います!こ、これはキョウ=タローの闇のパワーが大きすぎるからで…」 キョウ=タロー「ふむ…それではキュアコマキ、貴様の身にも我が闇のエネルギーを味あわせてやろう」クリクリ キュアコマキ「ふあ…ぁっ♪いきなり乳首は卑怯です…よぉ…♥」 キョウ=タロー「くくく…スーツの内側がノーブラだった奴が何を言う。本当は貴様も期待していたんだろう?」 キュアスズ「こ、小蒔ちゃんにばっかり酷い事したらあかんで!」 キョウ=タロー「ふふ…殊勝な事を言っているが、本当は、さっき流し込まれた闇の力が物足りないんだろう? キュアスズ「そ、そんな訳ある訳ないやろ!う、うちは小蒔ちゃんが大事だから…!」 キョウ=タロー「ならば、貴様にもキュアコマキと同じ目に合わせてやろう!」ビリビリ キュアスズ「や…あぁっ♪」 キュアノドカ「(…二人とも羨ましいです…)」 キョウ=タロー「あー…」 キョウ=タロー「キュアノドカ、貴様には特別に我が邪眼の力を掛けた」 キュアノドカ「えっ…?」 キョウ=タロー「今や貴様の身体は我が意のままよ。さぁ、我が逸物に奉仕するのだ」 キュアスズ「あっズルい!」 キュアコマキ「もうちょっと我慢しておけば…うぅ…」 キョウ=タロー「はいはい…二人は俺が可愛がってやるから…」 キュアノドカ「くすっ…♪」 キュアノドカ「あぁ…そんな…身体が勝手にキョウ=タローに跪いて…こんな事…したくないのに…♥」 キョウ=タロー「上手くやれば、褒美としてその顔に我が子種をくれてやろう」 キュアノドカ「そ、そんな汚いもの…い、要りません…!」ドキドキ キュアノドカ「あひぃぃんっ♪♪大帝様ぁっ♥もっと…もっと子種汁下さいっ♪」 キュアノドカ「チンポぉっ♥大帝様の逞しいのでメス犬ノドカに種付けしてくださいぃっ♥♥」 キュアスズ「あかんのに…ぃっ♪負けたらあかんのにぃぃっ♪♪何でこんなに気持ちええのぉっ♥♥」 キュアスズ「大帝様のチンポ凄すぎて…うちもうプ○キュアじゃなくなるぅっ♪♪大帝様の下僕に…ぃっ♥メス犬になっひゃうぅぅ♥♥」 キュアコマキ「メス犬良いのっ♪大帝様の闇のパワーで種付け素敵ぃっ♥♥」 キュアコマキ「闇のパワー注入でぇっ♥メス発情期止まんないれすぅ♪♪」 キョウ=タロー「くくく…最初の威勢が嘘のようだな。世界を護るという覚悟はどうしたんだ?」 キュアノドカ「しょんなの…大帝様のチンポには勝てませんっ♪♪世界なんてどうでも良いですからぁっ♥♥」 キュアコマキ「大帝様に愛して貰えるだけで…私たち十分なんですぅっ♪その為なら…何だってしますからぁっ♥♥」 キュアスズ「うちらの事…もっと可愛がって下さいっ♪大帝様に逆らった愚かなメス犬を一杯躾けて欲しいんれすっ♪♪」 キョウ=タロー「殊勝な奴らめ。良いだろう。貴様らメス犬どもを特別に我の奴隷妻に任命してやろう。だから、より一層、我に心酔し、我を求めよ」 キュアノドカ「あぁぁ…大帝様ぁ…♥」 キュアスズ「逆らったうちらを愛してくれるだけじゃなくて…素敵な事言われたら…うちらもう…止まりません…っ♪♪」 キュアコマキ「大好きです…大帝様…っ♪♪皆…大帝様の事愛してますから…だから…っ♥纏めて妻にしてください…っ♥♥」 キョウ=タロー「いや、ちょ…!さ、流石に三人掛かりはきつ…!!」 その後、絶倫大帝キョウ=タローは力を合わせたプリキ○アに打ち倒され、世界には平和が戻りました。 京太郎「当分、そのコスは封印な」 三人「「「えー」」」
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~東京 とあるカフェ~ 京太郎「うーん……」 京太郎(やっぱ咲の……というより女子の牌譜は見れば見るほど意味が分からん……) 京太郎(リーチかかってるのに普通カンなんてするか?やっぱり嶺上牌が何なのかわかったうえでカンを……いや、もっと前の段階か。嶺上牌が分かったうえで手作りをしているとみるのが妥当か……?) 京太郎「だとしたら咲のポンした牌の残り一枚が見えてないときは咲の手に入って加カンされることも考慮して……」ブツブツ 咏「おーす京太郎。相変わらず勉強熱心だねぃ」 京太郎「!咏さん、ご無沙汰してます!」 咏「わざわざ師匠の教えを乞うために毎週毎週東京通いとは……お前も麻雀馬鹿だねぃ」 京太郎「やっぱり弟子は師匠に似るもんなんですねぇ」 咏「まったくだ」 咏「やっぱこの店はコーヒーが美味いねぇ!いい豆使ってるよ」 京太郎「ならミルクとか入れずコーヒーそのものを……」 咏「けっ、これだからブラック党は。コーヒーくらい好きに飲ませろっての」 京太郎「はは……ブラックはやっぱりお嫌いで?」 咏「苦い云々の前にまずい。わたしの舌には合わないね」 京太郎「そうですか」 咏「……麻雀の話に戻るが……まぁだいぶ腕は上達したけど女子の牌譜見て研究するには地力がまだまだ足りないんじゃね?」 京太郎「う……ズバッと言いますね……」 咏「わたしが言うのもアレだけど女子のはなんつーか、偏ってるからねぃ……いろいろと」 咏「まぁあれだ。お前のとこの元インターミドルチャンプの子。あいつの牌譜以外は今は見なくていいと思うぜ。まずは来年のインハイを視野に入れとかねーと」 京太郎「そうですね……咏さんの弟子として恥ずかしくない成績を取らないと……」 咏「ま、あまり気負いすぎるのもよくないぜぃ」 京太郎「そういえば牌譜研究してて思ったんですけど」 咏「んー?」 京太郎「大沼プロとか南浦プロって男性雀士なのにすごく強いじゃないですか。最近の若い男性プロは咏さんとかのトッププロはともかく、一つ下の女性雀士にも手も足も出てないように思えたんですけど……」 京太郎「大沼プロたちはなんか違うなって思いまして……やっぱり年の功というか……経験の差でしょうかね」 咏「あー……まぁそれもあるだろうが……大沼のじいさんとか南浦のじいさんとか……今プロで上のほういるやつらは軒並み『裏』出身だからな」 京太郎「……『裏』、ですか?」 咏「最近は数が減ってるがバブルのころはいわゆる高レート雀荘がそこらじゅうにたくさんあったらしくてな。ああいうところは自分の金の増減がかかってるからねぇ……必然的に強い奴しか残らねぇからそれはそれはバイオレンス感満載だったらしいぜぃ。知らんけど」 京太郎「……知らないんですか」 咏「そりゃ知らねぇさ。わたしはまだ24だぜ?何歳だと思ってんだ失礼だな」 京太郎「いやそういう意味で言ったんじゃ……」 京太郎「だけどちょこっとだけ興味がありますね、裏麻雀。俺じゃすぐ破滅しそうですけど」 咏「今のお前じゃそうだねぃ」 京太郎「最近の男子は弱い弱い言われてますけど強い男性雀士はみんな裏に流れてたり……なーんて、もう時代が違いますかね」 咏「……お前はたまに核心を突くよな」 京太郎「え?」 咏「……事実、若くて強い男はそのほとんどが裏にいるんだよ。女子はまぁ、半々くらいで表にも裏にも強い奴らはいるけど」 京太郎「……ま、まじですか?」 咏「……よし!じゃあ今日の特訓は裏の強者と打ってみよう!にするか」 京太郎「え、えぇ!?」 咏「麻雀にまじめに取り組むなら遅かれ早かれ裏も体験することになる。いい機会だ。お前にはちょっと早いかもしれんがまぁ勉強になるだろ」 京太郎「いや、でも裏麻雀ってレート高いんですよね……?俺、持ち合わせありませんし」 咏「そんなガチの高レートにゃ連れて行かねーよ。元裏プロ、現表プロの行きつけの低レート雀荘があるんだ。いるかどうかはお前の運しだいだな」 ~雀荘 東空紅~ カランカラン 咏「こんにちは~」 京太郎「お、お邪魔します……」 マスター「……これはこれはお久しぶりですな、三尋木プロ」 咏「久しぶりだねぃマスター。元気そうで何よりだよ。店は……あまり繁盛していないみたいだけどねぃ」 マスター「そんなことはありませんよ。競技麻雀の普及によって客はかなり増えましたから。今はたまたまです」 咏「そうかい?」 マスター「ところでそちらの……」 咏「あぁ、わたしの弟子だよ」 京太郎「須賀京太郎といいます。よろしくお願いします」 マスター「はい、よろしく。しかし三尋木プロに弟子ですか……」 咏「他言無用だぜ?来年の男子インハイでこいつが優勝したらネタばらしする予定なんだ」 京太郎「ちょっと待ってください。優勝って……聞いてませんよ!?」 咏「んー?今からできないとか言うのか?まだ半年以上あるんだぜ?どうにでもなるさ」 京太郎「はぁ……」 マスター「ふふ……それでは楽しみにしていますよ。須賀君」 京太郎「あ、はい……」 「かぁーっ!やっぱプロが二人も入ってたら勝てねぇよ、やめだやめ!」 「今日は負けたが……次は勝つからな、安さん!」 ?「はいよ。またな」 ?「……って三尋木?」 咏「あぁ、こんにちは多河さん、安永さん。いらしてたんですか」 京太郎「やっぱりそうですよね……なんか見たことあるなと思ったら……」 安永「こりゃまた珍しい……お前さんもここの常連かい?」 咏「そういうわけではないんですけどねぃ……今日は弟子の指導で」 多河「弟子がいたのか」 咏「来年の男子インハイで優勝するまでは他言無用でお願いしますね」 京太郎「す、須賀京太郎です!会えて感激です!あの……サイン、いただけますか?」 咏「……早い段階からはやりんとかに会わせちまったからしたたかになっちまったねぃ、お前は」 多河「はは……いい弟子じゃないか。サインせがまれたのなんて久しぶりだ」カキカキ 安永「こんなおっさんのサインなんか欲しけりゃいくらでもやるさ」カキカキ 咏「ちょうどよかった。お二人に相手してもらえるぜぃ。よかったな、京太郎」 京太郎「それはもう、ぜひともそうしたいですが……どうでしょうか」 安永「……来年のインハイチャンプのお手並み拝見ってとこだな」 多河「そうですね」 咏「二人とも『裏』出身の現役男性トッププロだぜぃ?まさしくお前が戦いたかった相手だな」 安永「……裏ねぇ」 咏「あと一人来たら卓が立つんだが……」 多河「三尋木は入らないのか?」 咏「わたしは牌譜を取ってあとからこいつの指導をするんで」 多河「そうか……」 京太郎「咏さんも裏にはよく来るんですか?」 咏「いんや、全然。私たちは恵まれてるからねぃ……昔と違ってプロ一辺倒でも食っていけるようになったってのもあるしテレビなんかの出演も多いからねぃ」 京太郎「へぇ……」 カランカラン 咏「……お。ラス1が来たぜ……!?」 ?「……打てますか?」 安永(傀!?) 多河「……久しぶりの同卓ですよ、傀さんとは」 京太郎「常連さんですか?」 咏「……京太郎、悪いがさっきのは無しだ」 京太郎「はい?」 咏「お前は私の後ろで見てろ。人鬼と打たせるのは……まずい」 京太郎「人鬼……?」 咏「……ほんと、運がいいんだか悪いんだか。表の現トップがすこやんなら裏のトップはアレだよ、京太郎」 安永「しかも俺がもっと若かった頃からのトップだ……確かに高校生と打たせるわけにはいかねぇな」 京太郎「裏の……トップ……!」 咏「いい機会だ。牌譜取っとけ。こいつの牌譜なんざなかなか取れないからね。いいだろ、人鬼さん」 傀「どうぞご自由に」 京太郎「……」ゴクリ… 咏「……まさかオフで本気出す羽目になるとは思わなかったぜ」ゴッ! 傀「……」ニヤリ 続かない